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vol.8 お酒との上手な付き合い方

2018年12月27日 産業医コラム

お酒との上手な付き合い方 イメージ

年末年始は忘年会、お正月、新年会など、お酒を飲む機会が増える時期ですので、今回はお酒との上手な付き合い方について考えてみたいと思います。

アルコールの吸収を抑えるには?

お酒を飲むとアルコールが胃腸から吸収され、血液を介し脳へ到達し、脳の神経細胞を麻痺させ酔った状態となります。空腹時にアルコールを摂取すると、吸収が早いため一気に酔いが回ってしまい、悪酔いの原因となります。
アルコールの吸収を抑えるためには、度数の低いお酒をゆっくりと飲むことをお勧めします。チーズ、揚げ物、脂がのった肉などの脂肪分を同時に摂るのも効果的です。

お酒と一緒に水を飲むのがよい

また、アルコールには利尿作用があり、知らず知らずのうちに脱水状態に陥りがちです。二日酔い防止のためにも、お酒と一緒に水を飲むのがよいでしょう。
よく「ちゃんぽんをすると二日酔いになりやすい」と言いますが、複数のお酒を飲むことで単純に飲酒量が増えるだけのことで、ちゃんぽんすること自体が二日酔いの原因となるわけではありません。

自分では大丈夫と思っていても

体重60kgの人が1単位(日本酒1合)を飲むと、アルコールが抜けるまで3~4時間かかり、その倍の量を飲むと抜けるまでに6時間程度かかると言われています。自分では大丈夫と思っていても判断力は鈍っており、特に車の運転をするときには注意が必要です。

『適正飲酒の10か条』

アルコール健康医学協会から、適正飲酒の10か条が提唱されています。この中にもありますが、イッキ飲み・イッキ飲ませは急性アルコール中毒を引き起こす恐れがあり、最悪の場合死に至ることもあるので、絶対にやめましょう。

『適正飲酒の10か条』
1.談笑し 楽しく飲むのが基本です
2.食べながら 適量範囲でゆっくりと
3.強い酒 薄めて飲むのがオススメです
4.つくろうよ 週に二日は休肝日
5.やめようよ きりなく長い飲み続け
6.許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み
7.アルコール 薬と一緒は危険です
8.飲まないで 妊娠中と授乳期は
9.飲酒後の運動・入浴 要注意
10.肝臓など 定期検査を忘れずに

お酒は適量を自分のペースで

上下関係にある者が一緒に飲む場合は、何かとお互い気を使うもの。せっかく楽しい時を過ごしていても、悪酔いしてハラスメントの場になるなんて最悪です。
また、翌日が休みだといってつい飲み過ぎ、二日酔いでせっかくの休日が無駄になってしまうことも避けたいですよね。お酒は適量を自分のペースで楽しみたいものです。

参考資料
公益社団法人アルコール健康医学協会HP『お酒と健康』

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